第79回年次大会 領域11インフォーマルミーティング(IM) 議事録 日時:2024年9月17日(火)18:00-20:00 場所:北海道大学札幌キャンパス 会場:E311 代表:樺島 副代表:郡 議事進行:唐木田 議事録:伊丹 議事内容: 1. 次期領域代表・副代表の選定(審議事項) 次期(任期:2025年4月?2026年3月)領域代表:郡宏(東大)、領域副代表:半場藤弘(東大)が承認された。 2. 新運営委員の紹介(報告) 新運営委員(任期:2024年10月?2025年9月)[前回IMで承認済み]:関優也(慶大)、境祐二(横市大)、太田洋輝(帯畜大)、多賀圭理(早大)の紹介がなされた。 3. 次期運営委員の選定(審議事項) 次期運営委員(任期:2025年4月?2026年3月):花井亮(京大)、見波将(京大)、金川哲也(筑波大)、小澤歩(海洋機構)が承認された。 4. プログラム編成作業について(報告・議論)(会場係白石) a. 領域11の基本データについて(報告) ・2018年以降で最多の登録者数だった。(口頭395件、ポスター74件) ・オンライン開催と対面開催が交互になって以降、後者の方が登録者数が多い傾向にある。 b. 合同セッションについて(報告) ・「スピン系」「フラストレーション」の6件を領域3から受入。 ・「非エルミート系」の3件を領域4へ移管。 ・「生物・生態系」の6件を領域12へ移管。(本来は領域11が主担当だが会場数の関係で受入不可能だった。) ・「アクティブマター」の29件を領域12から受入。 ・「ガラスおよびその関連系」の5件を領域12へ移管。 c. プログラム編成の反省点について(報告) ・領域12の連絡責任者と連絡がとれず作業が進まなかったので、連絡責任者不在時の連絡体制を整える必要がある。事務局の介入が必要かもしれない。 ・運営委員が会場にいる必要がある場合、日提案の作成時にそのことも考慮する必要がある。 d. 合同セッションの廃止案について(議論) ・合同セッションには以下の3点の問題点があり、特に2点目が本質的である。この問題を解消するために、領域11の「ガラスおよびその関連系」「アクティブマター」「生物・生態系」のキーワードを削除する案があがった。  * 引継ぎ資料があっても領域間の受け渡しのルールが十分に理解されておらず、混乱が生じうる。  * 各領域への会場の割当ては、申込時点での人数で決まるため、合同セッションで講演の受け渡しを行うと、会場数が足りずセッションが組めなくなる可能性がある。  * 他領域とのメールでのやり取りに時間がかかり、他領域の作業開始が遅い場合は領域11の編成も引きずられてしまう。 ・元々「アクティブマター」は領域11と領域12で独立に開催していたが、セッションが同じ時間帯で被ったことがあり、不満が出たため合同セッションをするようになったという経緯がある。 ・キーワードの削除には、学生優秀発表賞を狙う学生への配慮・帰属意識の問題・若手奨励賞の人数への影響などの懸念点があるため、以下の3点による改善案があがった。  * 領域12と相談し、ガラス合同・アクティブマター合同・生物合同の講演は全て領域12に移管する。  * 事務局の協力を仰ぎ、ガラス合同・アクティブマター合同・生物合同に関しては合同セッションを希望しないという選択肢を消去する。(領域3では合同を希望しない方が多いことも考慮すると、合同セッションを希望しない選択肢を消去するのは領域11に限定する。)  * 事務局の協力を仰ぎ、合同セッションによる講演の移管を考慮したうえで会場の割当て数を決定するように変更する。 5. 講演概要の英語化に関して(議論) ・講演概要はJ-STAGEで公開されており、DOIが付与されている。現時点ではPDFで公開されているが、今後HTML化も検討されている。機械翻訳が利用しやすい形になれば、無理に英語化する必要はない。 ・非学生は英語化しても全く問題ないが、日本語で書くのも大変な学生には英語だと負担が大きい。 6. 新領域「計算物理」試行のワーキンググループ(第1回7月4日、第2回9月5日)に関して(報告) ・計算領域のプログラム編成は計算領域の世話人で行い、他の領域のプログラム編成が複雑化しないようにすることになった。 ・合同セッションの提案が事前に提示されることになっており、拒否することもできる。領域11では一切の調整が必要ないことになっている。 ・シンポジウムに関してはスケジュール調整が必要だが、これまでと比べて作業はほとんど増えないと予想されている。 ・学生優秀発表賞などで重要になる講演数のカウントを正確にできるかという問題が残っている。また、計算物理領域とは関係なく、合同セッションでの発表をどのようにカウントするかなどの問題も認識されている。 ・計算物理は試行される見込みで、試行のなかで今後のことが決まる予定である。 7. 次回物理学会でのシンポジウム提案について(報告) ・「複雑な流動・輸送現象の解明・予測・制御に向けた新しい流体科学」(JSTさきがけの同領域との共催で、副担当は領域2,4,6,12)が開催見込みであることが説明された。 ・シンポジウムの数も若手奨励賞の数などに影響するため重要である。 8. その他:運営委員の現地業務について(議論) ・接続トラブルで運営委員は助けにならない可能性がいため、基本的には大会側に任せる方針となった。 ・対面開催時の場合、運営委員は座長がいることを確認したら会場に常駐する必要はないことで合意が得られた。(オンラインでは接続トラブルがあるため常駐する必要がある。) ・座長の把握をより容易にするために、プログラム(WEB版)への座長の明記を事務局にお願いすることが決まった。 9. 運営委員の担当引き継ぎ(現運営委員のみ) 幹事:唐木田 --> 白坂 広報(会場補佐):伊丹 --> 濱崎 会場:白石 --> 石本 WEB:岡田 --> 山口