日本物理学会2008年年次大会(近畿大学)

領域11インフォーマルミーティング議事録

2008年3月24日(月)17:15よりWD会場

 

議事進行

西森秀稔 領域代表

 

代表の挨拶に続き

新しい領域代表、領域副代表の承認

新世話人の選定及び承認

が行われた。さらに以下の話題が報告・議論された。

 

議題

 

1. 新しい領域代表、領域副代表の承認

[決定] 新領域代表:時弘哲治氏(東大数理)

[決定] 新領域副代表:佐野雅己氏(東大理)

 

2. 世話人の推薦と承認

次期世話人(任期:2008年5月〜2009年14月)が下記のように承認された。

 鈴木隆史(東京大学 物性研)量子スピン系

 國仲 寛人(中央大学)粉体、非平衡系、パターン形成

 田中ダン(福井大学)非線形振動子系,パターン形成

 渡邊 威(名古屋工業大学)流体物理、乱流

 

新世話人(任期:2008年11月〜2009年10月)が下記のように推薦され承認された。

 御手洗菜美子(九州大学)粉体、生物系

 大西立顕(東京大学)経済物理

 野邊厚(大阪大学)応用数学、可積分系

 佐々木志剛(東北大学)スピングラス、古典スピン系

提案:

近年、電子系分野の研究者の役員が不在。プログラム編成の際、多少不都合有り(今回座長等の決定が困難)次期後任をお願いする方向

 

3. キーワードおよびプログラム編成(キーワードの追加および改定について):

役員からの連絡:

  1. キーワードの追加および改定について要望があれば、随時役員に知らせてほしい。
  2. キーワードの選定は基本的に役員が行う。必要があれば、IMの話題にする。

提案、要望:

  1. 一般参加者より「ネットワーク一般」のセッションが提案。
  2. 領域1の一般参加者より、「量子情報理論」に関する合同セッション等の要望。

[決定] 「ネットワーク一般」を第一キーワードに(2009年春から)。

[決定] 「量子情報理論」「量子論基礎」で領域1と11で合同セッションを行う可能 性を今後検討する。

 

4. 領域12との合同セッション: ガラス粉体分野、生物物理分野

提案:

  1. 粉体とガラスは研究手法が似ていることから、粉 体ガラス合同の同日開催がよいのではとの提案。

[決定] 次回、粉体セッションとガラス合同セッションの同日開催を行う。(次々回以降は未定)

[決定] スピングラスとの日程調整は領域3、8、11と調整が大変なので可能な限り調整。

提案:

  1. 生物生態系(領域11)と生物物理(領域12)の合同化をどう思うか。

意見:

  1. 生物・生態系(社会・言語・ゲーム等を含む)を領域12へ移動するのがよいのではとの提案。
  2. セッションの多様性の観点、両セッションの興味が異なることなどから独立して行った方がよいのでは。(生物生態系のセッションは内容が統計物理に関する理論的議論に関連が深い。)

提案:

  1. 分子機械系(削除されたキーワード)のキーワードに変わって、「生体分子機械」のキーワードの提案。理論色の強かった「分子機械系」と異なり、領域12のタンパク質実験・数値実験を含めたセッションを考える。

意見:

  1. 「生体分子機械」については、領域12と後日相談。

 

5. 若手奨励賞の規定:規定の一部変更

(参考)

  1. 従来:自薦、他薦双方を受付 ← 前回インフォーマルミーティングにて、自薦のみにすべきではという意見(応募フォーマットを作成)

提案:

  1. :理事会及び過去の代表より、もう少し様子をみては、との提案

[決定] 第3回以後の見直しの可能性を念頭に置いて,検討を続ける

[決定] (規定の変更等に関し)内規:過半数で決定 → 過半数で、理事会に提出。

(参考)

  1. 手奨励賞受賞者の数を、今後減らす方向(理事会より)

 

6. 連絡事項

  1. レビューセッション講演者の推薦について