日本物理学会2007年春季大会(鹿児島大学郡元キャンパス)

領域11インフォーマルミーティング議事録

2007年3月20日(火)17:45よりWB会場

 

議事進行

甲斐昌一 領域代表

 

代表の挨拶に続き

現領域副代表の西森秀稔氏(東工大院理工)(2007年10月より領域代表)の紹介と挨拶、

新世話人(任期:2007年5月〜2008年4月)の紹介、

現世話人(任期:2006年5月〜2007年4月)の紹介

が行われた。さらに以下の話題が報告・議論された。

 

議題

 

1. 次期領域副代表予定者の紹介と承認

甲斐領域代表および西森副代表から次期領域副代表として時弘哲治氏(東大数理) にお願いし、ご本人から了解を得た旨の報告があった。次期領域副代表として全 会一致で承認された。また今まで慣習であった、領域副代表を統計力学・物性基 礎論の平衡系(ガラスなどを含む)分野、同非平衡(開放系・散逸系)分野、応 用数学・力学・流体物理分野の三分野から交互に選出することを申し送り事項と した(注)。

注:領域副代表の分野については、統計力学・物性基礎分野から2,応用数学・ 流体物理の分野から1の割合で順に選出するのではないかという意見もあったが、 今回はそのまま踏襲することとした。

 

2. 世話人の推薦と承認

次期世話人(任期:2007年11月〜2008年10月)の推薦が下記のよう行われ承認され た。

 由良文孝(公立はこだて未来大学)離散可積分系、ソリトン ← 渡辺知規(千葉大院自然)

 佐藤彰洋(京都大学大学院情報学研究科数理工学)経済物理 ← 高安美佐子(東工大院総合理工)

 中村統太(芝浦工業大学工)スピン系、ランダム系     ← 吉野元(阪大院理)

 林久美子(早稲田大学)非平衡統計力学(会員に入会が条件)← 渡辺宙志(名大院情報)

 

3. 若手奨励賞について(その1)

領域代表より現在審査中の件も含めその経緯について報告があり、その後、早川 尚男領域委員会副委員長(京大基研)より次期奨励賞選定のスケジュールなどにつ いての説明が行われた。

 

4. レビューセッションについて

領域代表より2007年秋の学会にて総合講演に代えて6件のレビューセッションが 行われることなどについて説明があった。その後、早川氏より詳細な補足説明お よび関連するトピック(2008年の数学会との合同講演、および2008年領域11と応 用数学会との合同シンポジュームなど)についての議論が為された。

 

5. 領域12との合同セッションについて

今回の領域12を主体として行われた合同セッション(次回は領域11が主体となる 予定)について、そのアレンジの仕方などに関する経緯や行ってみた結果につい ての意見が述べられ議論された。次回は特定のキーワードを領域11,12において 選択すると合同セッションに回るようになっているので、学会講演申し込みの際 この事を周知させる必要がある等の意見が出た。またこの件に関連して領域11の 第一キーワードとして「ガラスおよびその関連系」が加えられる予定。

 

6. 若手奨励賞について(その2)

領域代表より若手奨励賞領域11内規に対する三項目からなる補足説明案について 説明が為され、それについて議論を行った。その結果、年齢制限および貢献度に 関連した二項目(以下参照)について補足を追加することが決まった。また若手奨 励賞の内規を領域11のホームページのトップからワンクリックで閲覧できるよう アレンジすることが決まった。

補足説明
  1. 年齢制限「受賞年度の3月31日まで」は、例えば、H20年の受賞対象者 はH21年3月31日までの年齢とする。
  2. 貢献度(アイデア、実行、考察、論文作成などに対する本人の役割・貢献度) の記載については、他薦の場合には推薦文章中に、また自薦の場合には各々の論 文について自己の貢献部分を論文リスト中に記載すること。

 

7. その他