日本物理学会2006年秋季大会(千葉大学西千葉キャンパス)
領域11インフォーマルミーティング議事録
2006年9月24日(日)17時45分より XF会場
議事進行
中野 徹 領域代表
代表の挨拶に続き、以下の話題が報告・議論された。
1. 次期領域代表・副代表の紹介
2. 世話人の紹介・新世話人の選出
3. 物理学会若手奨励賞に対する領域11の新しい内規について
4. 共同利用研究所の運営への参画について
5. 物理学会、および領域の活性化について
6. その他
議題
1. 次期領域代表・副代表の紹介
次期領域代表(現副代表)甲斐 昌一氏(九大・工)から代表就任の挨拶があった。
2. 世話人の交代・承認
(1)次期世話人(任期:2006年11月〜2007年10月)の紹介
渡辺 宙志(名古屋大学 情報科学研究科複雑系科学専攻)
hwatanabe@is.nagoya-u.ac.jp
専門分野 粒子シミュレーション、非平衡統計力学 <- 礒部 雅晴(名工大・工)
吉野 元(大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻)
yoshino@ess.sci.osaka-u.ac.jp
専門分野 スピングラス・ランダムスピン系、ランダム競合系の統計力学と非平衡ダイナミクス(緩和現象)<- 引原 俊哉(北大・理)
高安 美佐子(東京工業大学総合理工学研究科知能システム科学専攻)
takayasu@dis.titech.ac.jp
専門分野 経済物理 <- 高木 太一郎(防衛大・応用物理)
渡辺 知規(千葉大学自然科学研究科)
nabe@faculty.chiba-u.jp
専門分野 ソリトン理論を中心とした非線形現象一般 <- 中村 厚(北里大・理)
(2)新世話人(任期:2007年5月〜2008年4月)の選出が行われた。
原田 健自(京大情報)
専門分野 量子スピン系、計算物理など <- 大塚 博巳(首都大理工)
粟津 暁紀(東大理物理)
専門分野 非線形非平衡現象論など <- 藤本 仰一(東京大学総合文化研究科)
土井 祐介(大阪大学)
専門分野 保存系、非線形格子系など <- 山口 義幸(京都大学情報学研究科)
吉田 恭氏(筑波大学)
専門分野 流体物理など <- 後藤 晋(京都大学工学研究科)
3. 物理学会若手奨励賞に対する領域11の新しい内規について
物理学会若手奨励賞の領域11の内規についての経過報告が領域代表よりなされ た。特に、物性関係の統一案との整合性のため、受賞資格が原則37歳以下に変 更となること(内規の(2)資格を参照)が説明され了承された。尚、「若手奨励賞 領域11内規」については「おしらせ」を参照。
4. 共同利用研究所の運営への参画について
物理学会活性化と関連して、早川尚男氏(京大基研)より共同利用研究所の運営へ の参画について、京大基研の運営状況を交えた報告と説明がなされた。 また、領域11の研究者へ物性委員会への参加と運営委員の選挙への投票が呼び かけられた。 この件につき、主に物性委員会の会員資格、義務等について質疑応答がなされた。
5. 共同利用研究所の運営への参画について
物理学会の活性化について引き続き早川尚男氏(京大基研)より報告と説明がなさ れた。 本大会では、参加者に対して「大会の開催方式に関するアンケート」が実施され ており、それと関連する3つの検討事項: a) 領域横断型レビューセッションの新設について、 b) Division 化について、 c) トピカルグループの新設について 説明がなされた。 特に、b)、c)については否定的な見通しであることが述べられたが、レビューセッ ションについては実現の可能性があることなどが報告された。 それに引き続いて質疑応答が行われたが、例えば 「年会で、誰が来ても大丈夫なシンポジュームを、内輪向けでなく一般向けのシ ンポジュームとして領域内で企画してはどうか?」などの意見が出された。 この件については現在ワーキンググループが活動中であり、何か意見があれば領 域代表か世話人、もしくは早川氏までメールにて連絡して頂きたいとのこと。